ネットワークアダプタのネットワークモードをNATに設定する方法を説明します。
【動作環境】
ホスト:windows10
ゲスト:ubuntu-20.04.3
仮想化ソフト:Virtual Box6.1.30
Virtual Boxマネージャー上の設定
VM(Virtual Box上のUbuntu)を選択して、設定をクリックします。
ネットワークをクリックします。
アダプター1タブをクリックし、ネットワークを有効化、割り当てをNATにします。
※これは、VMを生成した時のデフォルトの設定でもあります。
VMで設定確認
太枠内の項目をクリックします。
enp0s3の太枠内のボタンをクリックします。
IPv4アドレスが設定されていることを確認できます。
また、ハードウェアアドレスから、対応するネットワークアダプタを知ることができます。
VirtualBoxマネージャでVMのネットワーク項目のアダプタのMACアドレスを確認し、アドレスが一致しているアダプタが対応するアダプタです。
NATの仕様
NATは、VirtualBoxのデフォルトのネットワークモードです。デフォルトとは、VMを作成直後の設定であるということだと思います(実際、そうなっているため)。
Network Address Translation (NAT) is the simplest way of accessing an external network from a virtual machine. Usually, it does not require any configuration on the host network and guest system. For this reason, it is the default networking mode in Oracle VM VirtualBox.
https://www.virtualbox.org/manual/ch06.html、6.3. Network Address Translation (NAT)
NATでは、DHCPによりIPアドレスが決定します。
The virtual machine receives its network address and configuration on the private network from a DHCP server integrated into Oracle VM VirtualBox. The IP address thus assigned to the virtual machine is usually on a completely different network than the host.
https://www.virtualbox.org/manual/ch06.html、6.3. Network Address Translation (NAT)
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